ミコウフ (Mikołów)
人口270万人のカトヴィツェ都市圏と529万4千人のシレジア大都市圏の圏内にある. 人口は2019年の時点で4万0898人.
上シレジアで最も古い町のひとつで、1222年にラツィブジュ・ツァスミール公がヴロツワフ司教ヴァヴジニェツへ送った文献にも登場する. ミツロフ城主アンドレフの名があり、すでに行政の中心地であったことがうかがわれる.
交易路の交差点にあったことから、交易の要所になったが、1349年から翌年の黒死病で住民の3分の1が亡くなった. 1433年から1443年にかけ、数回地震にも見舞われた. 1545年に都市権を取得. 1645年と1687年には年に4度見本市の開催が許されていた市場近くの家屋で火災が起き、18世紀後半には幾度か百姓一揆が起きた. さらに、1713年から1715年にかけて蔓延した飢饉にも生き残った. 1760年になって初めて現在の表記が見られる. 1794年5月20日に大火が発生して、市場周辺の家屋全体が焼失した. 町役場も含まれたため、保管されていた歴史的資料が全て灰になった.
地図 - ミコウフ (Mikołów)
地図
国 - ポーランド
ポーランドの国旗 |
北はバルト海に面し、北東はロシアの飛地カリーニングラード州とリトアニア、東はベラルーシとウクライナ、南はチェコとスロバキア、西はドイツと国境を接する.